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Macromedia Flash非公式テクニカルノート

Sound.attachSound()メソッド

ID: FN0402003 Product: Flash

Platform: All
Version: 5.0 and above

シンタックス
my_sound.attachSound(リンケージ識別子)

引数
[ライブラリ]でサウンドにリンケージ[識別子]として設定したストリング   [ライブラリ]のオプションメニューから[リンケージ]を選択し、[リンケージプロパティ]ダイアログボックスで指定します。[リンケージ]で[ActionScriptに書き出し]をチェックする[*1]と、[識別子]を入力することができます。識別子は半角の英数字で、先頭に数字は使えません。記号は「_」(アンダーバー/アンダースコア)と「$」(ドル記号)のみが使用できます。

[*1] デフォルトでは、同時に[最初のフレームに書き出し]がチェックされます。この場合サウンドは、ムービーの第1フレームが描画される前に、ロードされます。したがって、サウンドのデータサイズが大きいと、何も表示されない状態が続くことになります(この間は、ロード待ちのアニメーションを作成しても、表示されません)。

[最初のフレームに書き出し]のチェックを外せば、第1フレームの描画は早まります。しかし、そのままでは、サウンドがSWFに書出されません。そこで、ロードしたいフレームに、予めサウンドを配置しておく必要があります。

戻り値
なし。

説明
メソッド。[ライブラリ]のサウンドを、Soundオブジェクトインスタンスに設定します。サウンドは、[リンケージプロパティ]ダイアログボックスで[識別子]が設定され、[ActionScriptに書き出し]する必要があります[*2]。サウンドを再生するには、Soundインスタンスに対して、Sound.start()メソッドを呼出す必要があります。

[*2] サウンドにリンケージを設定した外部SWFムービーをMovieClip.loadMovie()メソッドで読込む場合には、Soundオブジェクトを作成する際(コンストラクタnew Sound())の引数として、外部SWFをロードするターゲットのMovieClipインスタンスが渡されなければなりません。


以下の例は、フレームアクションを記述したタイムライン(MovieClip)をターゲットとしてSoundオブジェクトインスタンスmy_soundを作成し、識別子"mySound"のサウンドを設定したうえで再生します。

// フレームアクション
my_sound = new Sound(this);
my_sound.attachSound("mySound");
my_sound.start();

Player
Flash Player 5.0以降。

関連項目
Sound.start()

参考
Flash MX 2004 ActionScript Dictionary

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作成者: 野中文雄
作成日: 2004年2月24日


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