Adobe Flash非公式テクニカルノート Graphics.drawTriangles()メソッド
シンタックス 引数 indices:Vector.<int>(デフォルトはnull) ― 整数またはインデックス番号のVector。インデックス3つごとにひとつの三角形を定義します。引数indicesがnullのときは、頂点座標3つ(verticesのVector内の6つのxとyの座標値)ごとに三角形が定義されます。nullでなければ、indicesの各インデックス値は頂点座標、つまりverticesのVector内のふたつずつの値からなる座標を順に参照します。たとえば、indices[1]は座標(vertices[2], vertices[3])を参照します。引数indicesはオプションです。しかし、indicesの指定は一般に、渡されるデータ量とデータの処理負荷を軽減します。 uvtData:Vector.<Number>(デフォルトはnull) ― 正規化された座標のVector。テクスチャマッピングを行うために用いられます。各座標はビットマップ上の点を参照し、その点が塗りに使われます。UVもしくはUVT座標は、各頂点座標ごとに必要とされます。UV座標では、(0, 0)がビットマップの左上隅、(1, 1)がその右下隅となります。 この引数のVectorの長さが引数verticesのVectorと同じとき[*1]、正規化された座標が遠近法の補正なしに用いられます。 この引数のVectorの長さが引数verticesのVectorの1.5倍のときは、座標値3つごとにひとつの頂点と対応し[*2]、3つ目の座標値はt(視点からテクスチャまでの視点空間における距離)として扱われます。このtの値により、レンダリングエンジンは遠近法を正しく適用し、テクスチャを3次元空間にマッピングできます。 引数uvtDataがnullであれば、通常の塗りの規則(および塗りのタイプ)が適用されます。 culling:String(デフォルトは"none") ― 一定の向きの三角形の面について描画するかどうかを指定します。この引数は、三角形が現在の視野から見えないときに、描画を省きます。この引数には、TriangleCullingクラスに定義された値が設定できます。 戻り値 説明[*3] 塗りはどのようなタイプでも使えます。ただし、塗りに変換行列が適用されていても、その行列は無視されます。 引数uvtDataを指定すると、ビットマップの塗りを用いたとき、より精密なテクスチャマッピングが行えます。
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