Macromedia Flash非公式テクニカルノート
MouseCursorDataクラス
ID: FN1102002 |
Platform: All |
Version: CS5/ActionScript 3.0 |
Runtime: Flash Player 10.2/AIR 2.6 |
MouseCursorDataクラス |
パッケージ
|
flash.ui
|
継承
|
MouseCursorData → Object
|
説明
MouseCursorDataクラスは、ネイティブカーソルのデータへのアクセスを与え、その視覚表現や現行のホットスポット、およびフレームレートを定めます。ネイティブマウスカーソルは、Spriteインスタンスでつくられたマウスカーソルより優れた、つぎのような利点があります。
- ネイティブマウスカーソルは、ステージ領域から生じる制約を受けません。
- ネイティブマウスカーソルは、ランタイムからInteractiveObject.mouseMoveイベントを送り続ける必要がありません。
- ネイティブマウスカーソルは、ランタイムがデータを処理している間つねに表示されます。
プロパティ |
data:Vector.<BitmapData>
|
マウスアイコンのビットマップを設定・取得する。デフォルト値はNull(データなし)。エレメントのBitmapDataは、大きさが32×32ピクセル以下でなければなりません。
|
frameRate:Number
|
マウスカーソルのアニメーションに対するフレームレートを設定・取得する。現行のSWFファィルとは別に指定できる。デフォルト値は0。
|
hotSpot:Point
|
現在のマウスの選択を示すPointオブジェクト(ホットスポット)を設定・取得する。デフォルト値は、プロパティPoint.xとPoint.yの値がともに0のPointオブジェクト。 |
メソッド |
MouseCursorData()
|
MouseCursorDataオブジェクトをつくるコンストラクタメソッド。このメソッドは引数を取らない。Mouse.registerCursor()メソッドで、ネイティブカーソルの名前とデータの指定となるMouseCursorDataオブジェクトを設定する。 |
参考
[ActionScript 3.0 Reference for the Adobe Flash Platform] > [MouseCursorData](*ページの[Package and class filters]で「AIR 2.5 and earlier, Flash Player 10.2 and earlier」を選択)
Adobe Developer Connection「Working with native mouse cursors in Flash Player 10.2」
Adobe Flash Platform Blog「Working with Native Custom Cursors in Flash」
_____
作成者: 野中文雄
作成日: 2011年2月9日
Copyright ©
2001-2011 Fumio Nonaka. All rights reserved.
|