Adobe Flash非公式テクニカルノート Starlingフレームワークでぼかし・ドロップシャドウ・光彩フィルタをかける
説明Starlingフレームワーク1.3から、フィルタのクラスが備わりました。BlurFilterクラスは、オブジェクトにガウスぼかしを与えます。ぼかす強さは、水平軸と垂直軸に分けて定められます。ただし、直交軸はインスタンスではなく、つねにステージに対して決まります。オブジェクトのかたちでつくられるぼかしは、ドロップシャドウや光彩フィルタとして用いることもできます。それぞれ静的メソッドBlurFilter.createDropShadow()およびBlurFilter.createGlow()を用いて、BlurFilterインスタンスでつくります。 オブジェクトにフィルタを適用するには、DisplayObject.filterプロパティにフィルタのインスタンスを与えます。定義済みActionScript 3.0(DisplayObject.filtersプロパティ)と違い、プロパティ名が単数形です。つまり、フィルタのオブジェクトを配列には入れず、直に定めることにご注意ください。 DisplayObjectオブジェクト.filter = フィルタオブジェクト 例つぎのスクリプトは、デフォルト値でぼかしフィルタのBlurFilterインスタンス(myFilter)をつくり、オブジェクト(instance)に適用します(図001)。 図001■BlurFilterインスタンスでオブジェクトにデフォルト値のぼかしフィルタをかける
つぎのスクリプトは、オブジェクト(instance)にBlurFilterインスタンスで、それぞれドロップシャドウおよび光彩のフィルタをかけます(図002)。 図002■BlurFilterインスタンスでオブジェクトにドロップシャドウや光彩のフィルタをかける
作成者: 野中文雄 Copyright © 2001-2013 Fumio Nonaka. All rights reserved. |
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