HTML5テクニカルノート
PreloadJS 1.0.0: FontLoader()コンストラクタ
- ID: FN1709005
- Technique: HTML5 / JavaScript
- Library: PreloadJS 1.0.0
FontLoader
はPreloadJS 1.0.0に備わった新たなクラスで、フォントファイルやCSS定義およびCSSパスを読み込みます。
FontLoader()コンストラクタ | |
文法 | FontLoader(loadItem: LoadItem | Object) |
概要 |
FontLoaderで項目読み込みのためのインスタンスをつくって返す。 |
引数 |
loadItem - 読み込む項目の内容を定めるオブジェクト(設定できるプロパティについては |
説明
FontLoader
クラスは、フォントファイルやCSS定義およびCSSパスを扱うローダーです。実際にフォントそのものをプリロードするのではなく、CSSの定義をつくったうえで、HTML5 Canvas要素におけるサイズ変更を確かめます。
なお、FontLoader
クラスは、タグベースの読み込みには対応していません[*1]。CSSを読み込んで、フォントの定義を確かめて決めなければならないためです。
[*1] FontLoader
クラスのコンストラクタの定めをみると、第2引数(preferXHR)にXMLHttpRequest
で読み込むかどうかのブール(論理)値を受け取っています。けれど、この引数値にかかわらず、内部的にXHRRequest
クラスでロードされます。
function FontLoader(loadItem, preferXHR) { // ... [中略] ... }
例
つぎのコードは、GoogleフォントRobotoを読み込んで、要素(element)に適用します。なお、同じコードを基本にしたサンプル001をjsdo.itに掲げました。
var loader = new createjs.FontLoader({ src: 'https://fonts.googleapis.com/css?family=Roboto:400,700,400italic,700italic', type: 'fontcss' }); loader.addEventListener('complete', function() { element.style.fontFamily = 'Roboto'; }); loader.load();
サンプル001■PreloadJS 1.0.0: Loading Google font
作成者: 野中文雄
作成日: 2017年7月27日
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