HTML5テクニカルノート CreateJS 14/12/12 : getter/setterプロパティを実装する
新たなCreateJSでは、内部的にgetter/setterプロパティを大幅に採入れました。getter/setterは、ライブラリが古いブラウザをサポートしようとしたとき妨げになります。幸いなことに、EaselJSはCanvasを用います。つまり、モダンブラウザで使われることになりますので、getter/setterプロパティがサポートされると考えられます。そこで、新バージョンからすでにあるプロパティに多くの役立つ機能を加え、あるいはいくつかのメソッド(MovieClip.getCurrentLabel()[*1]など)はgetterプロパティにしました(「Getter/Setters in CreateJS」参照)。 getter/setterプロパティはパブリックまたはプライベートメソッドにより扱われます。ブラウザがgetter/setterをサポートしないときは、それらが初期化されません(そのためランタイムエラーになります)。ただ、モダンブラウザ(Internet Explorer 9以上)向けにアプリケーションをつくるなら、getter/setterプロパティは扱いやすいといえます。 新CreateJSおよびEaselJS 0.8.0やSoundJS 0.6.0には、つぎのようなgetter/setterプロパティが備わりました。
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