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Macromedia Flash非公式テクニカルノート

StarlingルートクラスからStarlingオブジェクトを参照したい − Starling.currentプロパティ

ID: FN1204008 Platform: All Version: CS5/ActionScript 3.0 Runtime: Flash Player 11/AIR 3.0

Starlingクラス
パッケージ starling.core
継承 Starling → EventDispatcher → Object
currentプロパティ
文法 current:Starling
プロパティ値 [静的][読取り専用] 現在使われているStarlingインスタンスへの参照。
実装 public static function get current():Starling

説明
[Starling Framework Reference]で[Starling]クラスのページを見ると、冒頭でつぎのように説明されています(筆者訳)。

Starlingオブジェクトへのアクセス
アプリケーションの中から現行のStarlingオブジェクトには、静的プロパティ[*1]Starling.currentによりいつでもアクセスできます。プロパティは今使われているStarlingオブジェクトを返します(大抵のアプリケーションでは、Starlingオブジェクトはひとつしかありません)。

Starlingルートクラスやその子インスタンスから、Starlingオブジェクトを参照したいことがあります。その場合にはStarlingクラスの静的プロパティStarling.currentでStarlingオブジェクトから直接参照が得られます。プロパティ値は読取り専用で、書替えることはできません。Starlingオブジェクトが複数つくられた場合には、現在使われている(アクティブな)オブジェクトの参照が返されます。

[*1] 原文には"method"と書かれています。getアクセサメソッドであることを意味するのかもしれません(前述「currentプロパティ」の「実装」参照)。けれど、リファレンスの項目には"property"とあるので、紛らわしさを避けるため「プロパティ」と訳しました。


参考
[Starling Framework Reference] > [Starling]「current property


作成者: 野中文雄
作成日: 2012年4月18日


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